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薬液注入工法

薬液注入工法の基本的なシステムは、薬液を所定の配合で混合するグラウト、ミキサ、薬液を圧送するグラウトポンプ、注入時の施工管理を行う圧力流量測定装置(通称:流量計)、地中に注入管を設置するため地盤を削孔するボーリングマシンから構成されます。

薬液注入工法のシステム図(二重管ストレーナ工法)

現在使われている工法

回転する二重管ロッドから空気を伴った超高圧硬化材液を横方向に噴射することで地盤を切削し、スライムを地表に排出させると同時に円柱状の改良体を造成する工法です。

二重管ストレーナ工法(複相式)の概要と施工手順

CCP工法

CCPの施工方法は、薬液注入工法のロッド方式の施工設備や工程に類似しています。
すなわち設備の面ではグラウトポンプのかわりに高圧ポンプを用い、硬化材はロッド先端部に着装した特殊差圧弁とNCVのノズルを介してロッド軸と直角方向に高圧噴射されます。そのため配管系統はすべて高圧に耐えるものとなっています。また、施工面においては、ロッドすなわち、NCVを所定の速度で回転させながら引き上げる方法を採用しています。

RJP工法

RJP工法は、超高圧水噴流体<アクアジェット>と空気噴流体、並びに超高圧硬化噴流体<アブレーシブジェット>と空気噴流体を、多重管ロッドの先端に装着したモニターから合流方式二段階噴射システムで噴射し、回転、引き上げをすることにより、地盤中に2.0m~3.5mの円柱状改良体を造成する地盤改良工法の新しいタイムセービングメソッド<RJP工法>です。

RJP工法の特徴としては、

  1. 常用圧力40Mpaで、100~300リットル/分の硬化剤を吐出する新型超高圧スラリーポンプの使用により、全地盤型の大断面の改良ができます。 

  2. 揺動機構により改良断面を自由に選択できます。

  3. 改良目的に合わせて強度の調節も可能です。

  4. 高品質です。

  5. 経済的です。

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